戦略に基づいて技術開発・特許取得を
※特許庁「特許調査従事者の現状と今後に関する調査研究報告書」
※特許庁「平成25年度中小企業等知財支援施策検討分析事業(中小企業の知的財産活動に関する基本調査)報告書」
特許戦略とは、目的をもった技術開発を通じて、特許を取得することです。「目的」とは、5年後、10年後のあるべき姿。あるべき姿になるために、技術開発をして、特許を取得する。その活動を支えるのが特許戦略です。
将来のあるべき姿を浮かび上がらせるためには、次の3つの分析が必要です。①市場・企業分析②特許分析③比較分析
これから研究開発しようとしている技術にはどういったものがあるのか。市場にある技術を俯瞰するとともに、特定の企業の開発動向を探ります。既存の技術であれば、他社の技術だけでなく、自社の技術を棚卸しする必要があります。
市場にある技術、特定企業の技術を見出したところで、特許分析にとりかかります。検索式を立てて、特許文献を抽出して、パテントマップを作成する。さらに、一歩進めて、コア特許及びその周辺特許を探り出すことができれば次に進みましょう。
ラストは比較分析。特許分析の結果から、特定企業の間又は特定企業と自社との間の違いを見つけます。扱う製品は似通っていても、その根底にある技術は違うものです。「違い」を理解して、それが意味するものを探ることが比較分析では肝要です。
3つの分析を通じて、将来のあるべき姿が朧気ながらに浮かび上がったかも知れません。研究開発すべき技術に優先順位をつけましょう。それと同時に、研究開発すべきではない技術を列挙しましょう。「やること」、そして「やらないこと」を基にして、5年後、10年後のあるべき姿を具体化します。
あるべき姿を目指して、技術開発・特許取得を目指します。誰が、いつまでに、いくらで、何を、どのようにするのか。自社でするのか、共同研究先を見つけるのか。決めなければならないことがたくさんあります。しかし、「目的」が明らかになったのですから、もう迷わなくてもいいのです。
ウェブサイト、商用データベースを用いて、技術が用いられている製品・サービスを調査・分析します。
技術(発明)が記載されている文献を調査し、パテントマップを作成します。
特許と製品・サービスとを結びつけた上で、企業間又は他社企業-自社企業間を比較分析します。
3つの分析結果を基に、御社のための特許戦略を提案させていただきます。
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